02_ボディメイク0202_ダイエット理論

体重の停滞期打破!食事方法を変えよう!

Kaname
Kaname

ダイエットしていて体重が停滞してしまうと、すごい落ち込むよね~。

ガチャ男
ガチャ男

拙者も体重が減らず、無念でござる。

Kaname
Kaname

ガチャ男!昨日の晩、隠れてインスタントラーメン食べてたよね!?

ガチャ男
ガチャ男

な、何を申すでそうろう!?拙者は剣術に勤しみ疲れ、その褒美としてじゃな。まいう~でござった!

Kaname
Kaname

まいう~じゃないよ!

 基本的にダイエット食の有効な手段は、低脂質食もしくは低糖質食になります。どちらの食事法を選択しても、しばらくするとホメオスタシス(生体恒常性)により身体が適応してしまうプラトー(体組成の停滞期)に陥り、悩んでしまうことがあります。この際に食事方法を相互に切り変えることが1つの対抗手段となります。どのように切り替えれば良いか研究データをもとに解説していきます。

 肥満男性と閉経前女性を対象にし、男性は4カ月、女性は2ヶ月にわたり低脂肪食と低糖質食をそれぞれ半期で切り替えた後、体重や体脂肪にどう影響するか検証した研究があります。

低脂肪食グループ PFC=2:2:6(1日の総摂取カロリー1562kcal)
低糖質食グループ PFC=3:6:1(1日の総摂取カロリー1855kcal)
※PFCとはP:タンパク質、F:脂質、C:炭水化物の割合

 その結果の平均値が以下の通りです。

低脂肪食グループ(男性群) 体重4.0kg減 体脂肪3.0kg減
低脂肪食グループ(女性群) 体重1.0kg減 体脂肪1.0kg減

低糖質食グループ(男性群) 体重6.5kg減 体脂肪5.0kg減
低糖質食グループ(女性群) 体重3.0kg減 体脂肪2.0kg減

 低糖質グループの方が1日の摂取カロリーが多いにも関わらず、体重も体脂肪も大きく減少しました。また、低糖質食→低脂肪食、低脂肪食→低糖質の切り替えにおいては、「低脂肪→低糖質」のほうが有意にダイエット効果がありました。

 結果としては、減量幅の違いはあれどちらの切り替えにおいてもダイエット効果がありました。低脂肪食を継続している場合は1~2か月程度の期間で低糖質食に切り替え、低糖質食を継続している場合は3か月以上の期間で停滞(1~2週間落ちないなど)を感じた際に低脂肪食に切り替えると効率的に減量を継続できます。

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