02_ボディメイク0202_ダイエット理論

タンパク質を食べるだけでカロリー消費!

Kaname
Kaname

肉や魚は、カロリーが30%OFFってこと?
カロリーのバーゲンセールやないかい!(*´∀`)っ))

 食後に身体が熱くなってくる経験はないでしょうか?

 食物を摂取すると、それを消化したりエネルギーにするときにカロリーが消費され、熱が発生します。これをDIT(食事誘発性体熱産生)と言います。

 食後、4~8時間ほどDITによるカロリー消費が発生します。その消費量は栄養素によって割合が異なり、糖質は5%、脂質は4%に対し、タンパク質は30%もの摂取カロリーを消費してくれます。糖質や脂質に比べ、タンパク質は消化吸収及び後の代謝工程が複雑であるため、このように高いDITが発生します。

 つまり、タンパク質摂取割合を多くするほど消費カロリーを上げられます。

 なお、DITには「咀嚼」による脳の刺激(ノルアドレナリン分泌)が関わっているため、タンパク質はプロテインよりも肉や魚などの固形食のほうが有利です。

 それでは固形のタンパク質ではDITはすべて同等なのでしょうか?

 摂取するメインのタンパク源を「豚肉」としたグループと「大豆」にしたグループのDITを比較した研究報告があります。

 結果は「豚肉」のグループの方がDITが高くなりました。つまり、動物性タンパクのほうがDITは高くなるようです。

 まとめとして、ダイエット中は、なるべく固形食の「肉」や「魚」をメインのタンパク源として、その摂取割合を増やすことでさらにダイエット効果を高めることができます。

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