03_食事0303_サプリメント雑学

コラーゲンを摂っても意味がない!?

Kaname
Kaname

コラーゲン→ふかひれ→美味しい!へへ(´∀`)
ふかひれ食べたことないから想像です(´;ω;`)

 30代を境にカラダの中のコラーゲンはだんだんと現象して、肌や髪、爪などコラーゲンが主な材料となっているところに老化のしるしが徐々に表れてきます。肌のたるみやシワ、髪のツヤがなくなったり、爪が割れやすくなってくるのは、コラーゲンが不足しているサインです。

 よく「コラーゲンを摂取しても体内ではアミノ酸に分解されるため、カラダのコラーゲンになるわけではない」と言われることがありますが、実はそうではありません。近年の研究によれば、コラーゲンを摂取すると、それが体内でペプチドに分解され、それが様々なシグナルを送ることにより、コラーゲンを作る線維芽細胞が活性化され体内のコラーゲン合成が高まるという報告があります。(ちなみに筋トレにより線維芽細胞が活性化されることは分かっているので、体内のコラーゲンも増えます。筋トレ=美容はもう常識ですね。)

 実際にコラーゲンを摂取することで、皮膚の弾性が改善し、シワが減ったという報告もあります。また、コラーゲンペプチドを1日10g、2カ月にわたって摂取したところ、変形性質関節症の患者の半数に改善がみられました。コラーゲンよりも低分子化されたコラーゲンペプチドの方が吸収効率が良く有用性の評価も高いため、摂るならこちらを選んだほうが良いでしょう。

 さらにビタミンCやアルギニンを併せて摂取すると、体内におけるコラーゲン合成をさらに高めてくれます。

 なお、コラーゲンは必須アミノ酸であるトリプトファンが完全に欠けているため、アミノ酸スコアは0となり、コラーゲンだけではタンパク質の供給源にならないことに注意してください。(アミノ酸スコアについて別記事で解説)

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