03_食事0304_栄養学

果糖の摂りすぎは危険!

Kaname
Kaname

甘い飲み物って大好きです♪コーラとかアップルジュースとかカルピスとか!カルピスが一番好きです( ´∀` )/

果糖の危険性

 果糖と聞くと果物に含まれるカラダに良さそうな糖質というイメージがありますが実はそうではありません。果糖の摂りすぎは、痛風の原因や中性脂肪を増やし脂肪肝を発生させたりと様々な問題があります。

 果糖は、ブドウ糖よりもはるかに早く代謝されるため、中性脂肪をスピーディーに増やす要因になります。また、果糖は肝臓での代謝がメインとなるため、筋トレ時のパワーの源である筋グリコーゲンを増やすこともできません。

 なお、果糖という名前だからといって果物が悪いわけではありません。実は、果物よりも「砂糖」や「果糖ブドウ糖液糖」などの方が、はるかに果糖の含有量が多いのです。

 例えば、バナナやメロン、イチゴ、パイナップルなど、100gあたり果糖の量はせいぜい2g程度。しかし、コーラなどの清涼飲料水は、100mlあたり20gの果糖が含まれています。果物には血糖値を下げる食物繊維や様々なビタミンなど、糖質の他にカラダへのメリットがあります。ただし、濃縮還元されたフルーツジュースや野菜ジュースではなく、あくまで固形の果物に限ります。なお、幼少期に砂糖(果糖)を摂りすぎるとIQが下がるという研究結果もあります。

 余談ですが、果糖だけがなぜこれほど脂肪に変わりやすいのか個人的に推測してみました。人類700万年の歴史のほとんどが現代のように大量の糖質を摂る環境にはなかったことから、稀に手に入る果物などの糖質を来たるべき飢餓に備え、脂肪に変換しやすいように進化したのではないでしょうか。

まとめ

 ということで、ジュースのがぶ飲みはNGです。また、砂糖の摂取も程ほどにしましょう。トレーニング時の摂取であれば、それほど気にする必要はないでしょう。ちなみに、トレーニング時のお勧めの糖はマルトデキストリンです。デンプンは加水分解したグルコース(ブドウ糖)の結合で構成され、消化吸収が早いです。果糖は入っていないので気にされる方はこちらを選びましょう。

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